束縛が浮気防止にならないのは何故か?
4. 悪知恵を与えてしまう
束縛をすることで、相手の行動を制限できます。しかし、それを証明する術はなく、束縛した側は相手を信じるしかありません。逆に言えば、ウソをつけば束縛を無効化することができるわけです。
最も、恋人にウソをつこうとする人間はいないでしょうが、束縛のルールを設けることで、不自由なのを理由にウソをつこうと考えてしまうのです。
そう考えてみると、束縛は相手に悪知恵を与えることにもなり、むしろ浮気の可能性を高めることになります。特に、厳しい束縛であればあるほど守るのが困難になってきますし、守れなかった時についウソをついてしまうのです。
そして、一度ウソをついて切り抜けに成功すると、次回も同じ方法で切り抜けることを考えるようなってしまうのです。
5. 逆に浮気しやすくなる
信じられないかもしれませんが、束縛されることによって、逆に浮気しやすくなるのです。一つ例を挙げてみます。“平日の夜10時には電話するから絶対に出る”という約束を決めたとします。
これを相手の視点で考え、さらに表現を言い換えると、“平日は夜10時までは電話がかかってこない”とも言えます。つまり、ルールを設けることで、逆に絶対安全な時間帯が生まれてしまうわけです。
浮気の天敵は不意の連絡です。しかし、束縛をすることで全てにおいてルールが誕生するため、そういった不意の連絡の機会がなくなるのです。
まとめると、束縛をすることで、確かに絶対に浮気できないタイミングを作ることができます。しかし、絶対に浮気がバレないタイミングも同時に生まれてしまうのです。
6. 束縛しない異性にアピールされる
束縛を嫌う人が多いため、あなたが恋人を束縛することで、思わぬライバルが登場する可能性があります。例えば、あなたが女性だとして彼氏を束縛したとします。
そして、彼氏が束縛を不自由に感じていることは周囲の誰が見ても分かります。そうなると、今の状況を利用して彼氏に近づく女性が現れることがあるのです。本来なら、そんな女性のアタックに彼氏は耳を貸さないでしょう。
しかし、その女性が“私なら束縛しない”と言ったらどうでしょうか?もしかすると“束縛をしない”の一言に惹かれて、その女性を受け入れてしまうかもしれません。
つまり、恋人を束縛することで、束縛をしない異性という強力なライバルの出現を招いてしまうのです。
いかがでしたか?
束縛で得られる効果は若干の行動制限ですし、ウソという単純な方法で束縛を無視することもできます。
つまり、相手がその気になれば、束縛の効果は全く期待できないわけです。
そう考えると、“束縛=完全な浮気防止”とは言えず、むしろ浮気されるリスクを高めてしまうこともあり得るのです。
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